「おいしいもの」に限らず、心が動いたことや感じたことを自由気ままに書いていきたいと思います。
出身:和歌山(両親の実家は鹿児島)
職種:某IT企業のサラリーマン。
趣味:休日や長期休暇を使って、
ご当地グルメの食べ歩きをする
のが一番の楽しみ。
いつもは関空から鹿児島へ向かうのですが、今回は鹿児島を越えて沖縄へ。沖縄へは今まで2回行ったことがありますが、2回とも冬でした。南国だから冬でもあたたかいはず!と思っていましたが肌寒かったです・・・。もちろん海にも入れません。関西でいう秋みたいな気候です。ダウンジャケットやコートはいらないけど、スプリングコートは必要かな?私はセーター1枚ですごしました。
まず向かったのは首里城。首里城までの道はかなり混んでいました。都市部のメイン通りのはずなのにそんなに道が大きくなくて、そりゃ混むよな・・・と思いました。そんなこんなで無事、首里城に到着。坂を上ること数分。見えました!スイグスクです!グスクとは「城」のこと。ちなみにグスクでパソコンのキーボードを打つと「城」と変換されます。
南国らしいカラフルな首里城。
でもどことなく霧島神社に似ているかも・・・?
色は首里城の方がカラフルなのですが、シルエットが似ているな〜と思いました。
沖縄が日本に正式に組み込まれたのは明治になってから。それまで貿易中継国として多様な文化を取り入れながら独自の文化を築いてきた沖縄。家並みを見ていても日本でありながら日本ではない異国情緒な印象を受けます。たとえばマンションのバルコニーや手すり部分に穴あきブロックがたくさん使われています。本土のほうではデザイン住宅でよく見られますが、普通の住宅ではあまり見ません。ただこれは異国情緒というより、台風の影響が大きいかと思います。沖縄は台風が多いエリア。雨風に耐えることができるようにコンクリート造りの家が多いのです。ただコンクリートで囲うだけだと味気ないので、コンクリートを装飾していったのだと思います。
私が見たのは都市部の住宅ですが、田舎にいくとコンクリートではなく昔ながらの石造りの門塀とかがあります。写真やテレビでよくみる琉球住宅ですね。今回は都市部だけで時間が過ぎてしまいましたが、次行くことがあれば田舎の風景も楽しんでみたいと思います。 あと、沖縄の住宅・不動産についてですが、本土の人間が聞くとびっくりすることがあります。それは・・・ 「軍用地」も売買されていること!! 軍用地とは、その名の通り、自衛隊基地や米軍基地のことです。その殆どが国の所有になりますが、一部は民間の方が所有している土地もあるのです!民間の所有者から国がその土地を借りて軍用地として使用しているので、国と土地所有者との間に「賃貸借関係」が生まれます。実際、どのような土地が売買されているかというと・・・
軍用地購入にあたり、税金控除の制度なんかもあったりして、優遇されていますね。 本土の人間にとって、これは驚きの事実でした。